うらたびは、「うらたびの見方」をご覧になると、より楽しめます。
大阪府大阪市
「西の東京」大阪市は、経済・文化・交通など様々な分野で西日本の中心的な存在。都市機能としての源流は古墳時代が始まりとされ、日本最古の1,700年にも及ぶ歴史を持ちます。
その為、歴史的建造物が市内各所に存在し、現在では観光スポットとして人気に。
市内には数多くの河川が存在していて、歴史的にも河川交通が発達してきた大阪市。現在では「水都」として、かつての河川交通が観光のアクティビティとして利用されています。
かつての「天下の台所」との呼び名も伊達ではなく、グルメも魅力のひとつ。たこ焼きやお好み焼きに代表される粉ものグルメはもちろん、串カツやホルモンなども有名です。
今回のたびは、2泊3日。4部構成の記事でお送りいたします!
この記事は第4回目、こんなことが分かります!
①本当は教えたくなかった!大阪で最も美味しいお好み焼きは象屋
・象屋のお好み焼きの特徴について
・ホテルサンホワイトについて
・激戦区で食べるスパイスカレーについて
②コテコテ!ビックリ看板の道頓堀で食べ歩き観光
・梅田スカイビルについて
・道頓堀について
・法善寺横丁について
③コテコテ!大阪城は御座船での観光がおすすめ(スタバ回)
・大阪で最も美味しいたこ焼き蛸家について
・スターバックス大阪城公園森ノ宮店について
・大阪城について
④コテコテ!美味しい串カツと通天閣で新世界を満喫←今回ここ!
・新世界について
・串カツ越源について
・通天閣について
今回のたびの目的は、大阪が初めてだと言う友人に大阪の良さを体感してもらうこと。ガイドブックにも必ず名前の挙がる超定番スポットで、コテコテの大阪を楽しんでもらいましょう。
大阪最終日となるこの日、朝から大阪城に向かったジャパトラ達。世界にここだけの特別なスタバで朝食を楽しんだあとは、いよいよ天守閣の内部へ。ハイテクを駆使した展示物に満足し、御座船にも乗船しお堀から天守閣の雄姿も堪能しました。
午後は、たびの最終目的地「新世界」で串カツを食べる予定なのですが…
ガヤガヤ楽しむ新世界
2022.10.30
大阪城を堪能し時計を見ると、時間はすでに13時。お昼ご飯ついでに飲もうではないか!ということで、串カツのメッカ新世界へ。
大阪ビジネスパーク駅より大阪メトロ長堀鶴見緑地線(路線名が長いねんw)に乗り、長堀橋駅で堺筋線に乗り換え、動物園前駅を目指します。
大阪周遊パスを購入しているので、改めて交通費はかかりません。まるで印籠のように大阪周遊パスを見せつけてやればいいのです。
あ、実際には見せるだけでは駄目ですよ。改札に通さないと乗れませんからねw
新世界へは動物園前駅のひとつ手前、恵美須町駅からアクセスするのが定番なのですが、ボクはいつも動物園前駅を利用します。
その理由はふたつ。
ひとつめは、動物園前駅から新世界に行くと、必ずじゃんじゃん横丁を通ります。このじゃんじゃん横丁の狭くてガチャガチャした雰囲気が好きなんですねぇ。新世界に来た!って感じがするんです。
普段生活しているガヤガヤした街の喧騒から離れ、のんびり大阪を楽しんで新世界へやってくるわけですよ。そしたらね、新世界はガヤガヤしてないの。ガチャガチャしてるのw
心休まる暇がないぜぇ、まったく。
ほらね。ガチャガチャしてるでしょ?この狭い道の左右にびっしりお店が建ち並び、それぞれが待ち列を作って、「カオス」って言葉がよく似合う場所なんですわ。
大阪に行くに際して、「串カツ おすすめ」なんて単語でググっちゃったりするでしょ?そしたらね、このじゃんじゃん横丁に数店ある有名店をおすすめされるわけですよ。
でも、そんな有名店に行ってはいけません。毎日長蛇の列ができているばかりか、居心地がとても悪いの。「さっさと食べて、さっさと帰って!」とか、平気で言ってきますからね。
新世界の串カツ屋って、昔ながらの職人肌の大将が営んでいることが多く、正直どこも接客は期待薄。でも、ちゃんと最低限の接客はしてくれるのよ。
ところがね、よく名前の挙がる行列店なんかに行こうもんなら、とてもむかつく接客をされます。さらに、行列をいい事に、値段が高い。
串カツって昔ながらのファストフードなのね。値段も安いものなら1本80円とか90円とか。今は原材料高騰で100円基準になっているけども、海老などの高いネタでもせいぜい200円とかなの。
観光客目当てで1本300円とか400円とかする店は、あまり入らないほうがいい。
そして、店先にビリケンさんが置かれた店も要注意。観光客狙いです。値段は安い場合もありますが、何のこだわりもないバイトが揚げた串を出されます。
じゃんじゃん横丁のガチャガチャ感に反して、新世界市場は相変わらずシャッター街やなぁ。
越源は 愛想ないけど 串うまい
新世界にはじゃんじゃん横丁の他にもたくさんの串カツ屋がありますが、本日チョイスしたのがこちら。越源さんでございます。
裏路地に佇むカウンター10席ほどのコンパクトなお店でございます。
越源はネタによって下味を変えたり衣を変えたり、とにかく1本1本のこだわりがすごいの。ラードで揚げているから、甘みが強調された仕上がりになって旨いんだわ。
とくに、わさびで食べる鶏かつが最高!お酒ぐびぐび注意報が発令されていますぞ!
しかも1本100円~と安価で串カツを楽しめます。
大阪の串カツと言えば、席に置かれたソースのポットに直接串カツを浸して食べるのが流儀。他の人も使うソースなので、「二度漬け禁止」のルールもあります。
ひと口食べたけど、もう少しソースほしいな・・・って時は、お通しのキャベツでソースをすくって串カツにかけます。
ところが、2020年のコロちゃんから状況が一変。
さすがにソース直漬けはアカンやろー!
ということで、ソースのポットは廃止。家庭で使う醤油差しに入れられたソースが出される店が大半を占めるようになりました。
仕方がない事とは言え、文化が消えていくってのは寂しいもんやね。
この美味しそうな串カツたちをご覧ください。ネタによって衣のキメも色も違うでしょ?ほんとここの大将は職人だと思うわぁ。
ソースもフルーティーでお通しのキャベツ(お替わり自由)にもよく合うんです。
ただし、新世界の串カツ屋の例に漏れず、大将は無口でもくもくと串を揚げる職人肌。愛想がないのは覚悟して行くべし。でもね、話をすると意外と楽しい方ですよw
コテコテ!通天閣
越源で飲んで食って、大満足のボクらは、最後に通天閣に登って大阪たびを締めくくろうと思います。
新世界の真ん中には、シンボルとも言うべき通天閣が鎮座していて、展望タワーとして人気なんですねぇ。
明治45年に完成して以来、大阪の街を見守ってきた通天閣も、今は二代目。古き良き大阪のソウルが今も生き続ける新世界で、無くてはならない存在となっています。
とどのつまり、二代目S SOUL BROTHERSってことでよろし?いや、よくねぇなw
二代目通天閣は昭和31年に完成。高さは100メートルでございます。完成当時はすごく高いタワーだったんだろうけど、今となっては梅田にそれより高い建物がごまんとありますし、すぐお隣には300メートルのあべのハルカスもありんす。記録って、破られていくもんですね。
さて、通天閣の展望台を目指して、いざゆかん!通天閣、何年ぶりやろ。下手すりゃ20年ぶりくらいちゃう?知らんけど。大阪は毎年来ているのに、「大阪初めての友人をを案内する」という大義名分がないと、通天閣なんて行かんからね。
展望台へは900円の入場料が必要ですが、ボクらは大阪周遊パスという印籠を持つ身。無料で入れます。地下にある入り口で印籠をかざし、中途半端なプラネタリウムみたいになっているエレベーターに乗り込みます。
それにしても、入り口が地下にあるなんて記憶なかったので、思わずツッコミ入れちゃったよね。
これから上に上がるのに、一旦下るんかい!
展望台からはあべのハルカスがよく見えます。ブログであべのハルカスの全体像の写真が欲しかったので、ちょうどいいやw
コテコテの道頓堀から始まった友人への大阪案内も、コテコテの通天閣で締められて、「いい案内ができた」と自負しておりますです。もっとディープな大阪を楽しみたいボクは後ろ髪引かれる思いですが、そろそろ新幹線の時間なので、泣く泣く帰路へ着いたのです。
それでは皆様、次回は10/22(日)19時、浦安たびでお会いしましょう!
この日、巡った場所のデータ
越源
支払い現金
通天閣
支払い現金、クレジットカード、交通系電子マネー、iD、WAON
コテコテ!美味しい串カツと通天閣で新世界を満喫まとめ
- 13:00新世界へ交通費、大阪周遊パスで無料也
- 13:30越源飲み食い9070円÷3人也
- 14:40通天閣展望台900円→大阪周遊パスで無料也
- 15:30新大阪へ交通費、大阪周遊パスで無料也
交通費…36,500円(東京‐新大阪新幹線代+宿代パック)
▲14,600円(全国旅行支援40%引き)
宿泊費…0円(参照)
食費…14,954円(計11食)
▲4,000円(全国旅行支援クーポン)
観光費…4,420円(現地交通費、入場料など)
合計…37,274円
+おやつは300円まで
コメント