3泊4日大阪旅行記第7弾、最終回。この記事はこんな事が分かります。
- 新世界で名物のシチュー
- 美味しい串カツ屋
- 謎メニュー「チャーライ」とは?
交通費…24,100円(往路…12,550円、復路…11,550円)
宿泊費…12,500円(1泊目…5,300円、2泊目…3,600円、3泊目…3,600円)
食費…18,342円(計21軒)
観光費…2,770円(現地交通費、入場料など)
合計…57,712円
+おやつは300円まで
今回の旅は全部で7部構成!この記事は第7回目です。
①「誰でも入れる⁉伊丹空港の社員食堂でランチ」
②「ホテルマイステイズプレミア堂島が快適だった」
③「早起きして探索!1時間で周る中之島観光(スタバ回)」
④「天神橋筋商店街さんぽとアパホテル大阪肥後橋駅前」
⑤「難波のお洒落スイーツと超絶おすすめ蛸家のたこ焼き」
⑥「鶴橋・生野コリアンタウンで食べ歩きしてきたニダ」
⑦「シチューとチャーライ!通天閣がある新世界観光」←今回ここ!
最終日の大阪。飛行機の時間ギリギリまで新世界界隈を満喫できるのか…?
コテコテの街、新世界を探索
2021.10.3
大阪最終日は新世界へ。
梅田周辺の「キタ」と呼ばれる部分は、すっかり近代的な街となり、もはや大阪感はあまりありません。対して難波を代表に「ミナミ」エリアは、いまだ大阪らしさを感じる街がたくさん。
その中でも、通天閣のある新世界は、コテコテの昔ながらの大阪を堪能できます。
めちゃくちゃ狭い立ち飲み居酒屋に、昼間からオッサン達がギュウギュウに集まっていたり、なぜかセーラー服を来た爺さんが歩いていたり。
とにかく場末感が半端ない街なので、歩いていて全く飽きないのw
今日は通天閣にも登るし、スパワールドで湯遊びもしちゃうんだからねっ!
なんて思っていたら、思い切り寝坊をかまし、ホテルをチェックアウトしたのは11時。
帰りの飛行機の関係で、15時には新世界を出発しなきゃならんから、正味3時間ぐらいか…
通天閣とスパワールドは無理やんw
新世界市場
何回来ても場末だなぁ~。
なんて思いながら新世界を歩いていると、「新世界市場」なるアーケードを発見!
新世界には何十回と来てるけど、今まで知らんかったなぁ。
よしっ!この市場でなにか朝食でも食べよう!と思ってアーケードをくぐってみると…
場末w
ほとんど閉まってるw
そして、わずかに開いている店も、店員さんがいないw
市場は諦めて、再び朝食探しへ。
すると、通りすがりの村人Aが近づいてきて、こう言いました。
いいね!シチューなんて最後に食べたのいつだろ…?
あづま食堂で名物のシチュー
お!いいじゃん!
店先の大きなメニュー看板が「おかず、色々」「うどん、色々」「そば、色々」って、全くメニューの役割を果たしていないところも高評価ですぞ!w
店内はカウンター席のみで、ビールを飲んでる先客もちらほら。おかず類は冷蔵ケースから勝手に取るスタイルのようす。
年配のご夫婦で切り盛りしていました。
ボクは名物だというシチューと、かやくご飯をオーダー。すかさずお母さんが申し訳なさそうに
「かやくご飯終わっちゃったのよ」って。まだお昼だけど?と心のなかで突っ込むも、ない物は仕方ない。普通のライスを注文したよね。
シチューだから盛り付けるだけという手軽さ。すぐに提供されました。
えっ?
ルー、入れ忘れてない?大丈夫これ?
もしかしたら卓上にホワイトソース風の調味料があって、自分で好みの量を入れるスタイルなんかな…?
でも、そんな調味料、ないな…。
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥。
「お母さん、これ、どうやって食べればいいですか?」
すると、すかさずお母さんが
「ご飯にかけて食べる人もいらっしゃいますよ!」
そうゆう事ちゃうねん。
ほどなくして隣の席の人にもシチューが提供された。やはり、ルーを入れ忘れたような「お湯に浸かった具」状態。
だがしかし!隣の人は、なんら調味料を加える事無く、そのままシチューを口に運び、とても美味しそうに食べているではないか!
ボクも恐る恐る口に運んでみると…
クリティカルヒット!
なにこれ?めちゃくちゃ旨いんですけどー。牛肉のダシと玉ねぎの甘みがスープに溶け出して、絶妙な旨味が押し寄せてくるやん!
塩味のシンプルさも良し!
シチューの定義とやらが分からないけれど、大阪のシチューって、このタイプが普通なのかな?
ジャンジャン横丁で串カツ
続いてやってきたのは、ジャンジャン横丁。新世界の端っこのほうにあります。
狭い立ち飲み屋があったり、レトロなお菓子屋があったり、今にも壊れそうな古いゲーム機ばかりのゲーセンがあったり、射的があったり。
縁日気分を楽しめちゃう横丁なのです。
きくやの串カツ
新世界に来たのだから、串カツはマストでしょ!てなわけで、たまたま目に付いた「きくや」にお邪魔することに。
変に行列ができていないのも、寝坊して時間がないボクにピッタリw
きくやは、ガイドブックなどにもよく載っている、新世界の串カツ御三家「てんぐ」「だるま」「八重勝」に挟まれています。
看板をよ~く見てみると…自ら「一番うまい店」を謳うきくや。本当に美味しいのだろうか…。
店内はカウンターのみ8席程度のこじんまりとした空間。お母さんが一人で切り盛りしていた。
そして席に座るなり飛び込んできた驚愕の貼り紙。
「おひとり様6本以上」
そうゆう大事なことは外の看板にでも書いておいてほしいなぁ。
きくやの串カツはどれも130円均一。冷蔵ケースに並べられたネタが想像より大きくてビックリしたけれど、6本以上食べなきゃいけないから頑張る!!
あ、今よ~く写真を見てみたら、保冷剤の上にバットが乗ってるから、これ、冷蔵ケースちゃうね。ただのケースやw
玉ねぎ、れんこん、茄子、ホタテ、キス、串カツ(牛)の6本。
どやっ!
串カツと言えば二度漬け禁止のソースがウリだけど、さすがにコロナ禍で衛生的に問題あるのか、普通の醤油差しにソースが入れられてました。
つまり、漬けるんじゃなくかけるソース。
なんか串カツの醍醐味が失われたようで残念です。ま、これもニューノーマルで仕方ないんでしょうけど。
「一番うまい店」って自画自賛しちゃうぐらいあって、旨い!
串カツ屋って、しっとり系の衣とサクサク系の衣に分かれるけど、きくやはサクサク系。
しかもパン粉がかなり細かく、軽い食感で際限なく食べられそう。
「おひとり様6本以上」なんて貼り紙しなくても、みんな自然と6本以上食べちゃうな、こりゃ。
美味しい串カツ屋はどこ?
さて、新世界には串カツのお店がたくさんあります。
有名店は行列を成し、さらに人が人を呼ぶ状態。反してガラガラのお店は誰一人並んでないので、何やら美味しくなさそうなイメージを持ってしまうかもしれません。
でも、大丈夫。串カツって、素材を揚げ、ソースに浸して食べる料理。
ソースが不味くない限り、串カツが不味いって事にはなりません。
つまりは、大当たりは引けなくても、ハズレを引く事はない。
今回紹介したきくやは大当たりの部類なので、行列ができていなくても積極的に入ってみるのがおすすめです。
チャーライとは何ぞや?
新世界を抜けて、大通りをあべのハルカス方面へ進んで行くと、左手にとても興味をひかれるお店を発見。
「玉子のせ焼飯」ってなんですの?
そもそも「チャーライ」ってなんですの?
食券機の前に立ってメニューをみていると、気になるものを発見!
「西成(ホルモン)チャーライ」
すぐに目と鼻の先が西成区ということで、西成名物のホルモンを使ったチャーライがあったのです。
うん。ホルモン好きとしては外せまい。
西成(ホルモン)チャーライの食券をポチっとして、席で待つこと数分。
うわー、なにこれー。めっちゃ旨そうだけど、まだ何なのかわからないw
ビジュアルから想像するに、チャーハンの上に玉子が乗っていて、そこにドーンとホルモンが鎮座している食べ物。
早速食べてみよう。
うん。チャーハンの上に玉子が乗って、そこにホルモンが鎮座している食べ物だったw
チャーハンが相当旨いし、ホルモンもぷるんぷるん!卓上には「チャーライたれ」なるものが置いてあったのでかけてみると…
にんにく風味のガツンとくるチャーハンに早変わり!
よくも玉子をこんなに綺麗に仕上げられるなぁ、なんて感心をしつつも、結局「チャーライ」の定義が分からず店員さんに聞いてきました。
なるほどね。チャーハンとの違いがよく分からんかったけれども、旨かったからいいや。(細かいことは気にしないタイプw)
しかし、世の中にはまだまだ知らない食べ物があるんだな~、なんて考えながら、大阪を後にしました。
それではまた、次のたびでお会いしましょう!
この日、巡った場所のデータ
あづま食堂
支払い現金のみ
きくや
支払い現金のみ
チャーライ極
支払い現金のみ
シチューとチャーライ!通天閣がある新世界観光~2021大阪の旅⑦~まとめ
- 11:00ホテルチェックアウト地下鉄移動230円也
- 11:30新世界到着新世界市場を中心にウロウロ
- 11:50あづま食堂シチューとライス550円也
- 12:30きくや串カツ6本とビール3杯2,280円也
- 14:20チャーライ極西成(ホルモン)チャーライ890円也
- 14:45伊丹空港へ移動電車移動660円也
次は横浜へ!次回も日曜日の19時をお楽しみに!
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