3泊4日の名古屋旅行第1弾。この記事ではこんな事が分かります。
・名古屋めし「あんかけスパゲティ」について
・知られざる観光地、有松について
交通費…23,500円(1泊目ホテル、2泊目ホテルキャンセル代込)
宿泊費…12,000円(1泊目…0円参照、2泊目…4,800円、3泊目…7,200円<朝込>)
食費…19,853円(計18食)
観光費…5,290円(現地交通費、入場料など)
合計…60,643円
+おやつは300円まで
今回の旅は全部で8部構成!この記事は第1回目です。
①「うだつが上がらないオッサンの失敗続きの有松観光」←今回ここ!
②「西鉄ホテルクルーム名古屋とレアル栄の焼き鳥」
③「大須商店街で2千円使うまで帰れまテン!」
④「栄のアパと味噌カツの概念が変わるらむちぃ」
⑤「金の鯱!名古屋城がボクに教えてくれたこと(スタバ回)」
⑥「名古屋名物!味噌煮込みうどんとカレーうどん」
⑦「トヨタ産業技術記念館が想像以上に楽しすぎた」
⑧「名古屋テレビ塔から改名、中部電力MIRAI TOWER」
やってきました、名古屋!今回は3泊するうち、2泊目をお隣三重県の津に宿を取っております。
名古屋と一緒に津も観光してしまおう!という贅沢プランになっております。
名古屋ご当地グルメ「あんかけスパゲッティ」で幕開け
2022.2.3
ANAマイルを貯めるようになってから、ボクはすっかり空の住人。
新幹線で行ける大阪や仙台なんかも、わざわざヒコーキで行くようになりました。
ところが、東京–名古屋間ってヒコーキの便がものすごく少ないのよ。
しかも帰りにいたっては、福岡空港経由で乗り継ぎが発生する始末。
東京に帰りたいのに、逆方向の福岡で乗り継ぎとは、いったいどんなシステムなん?
ってなことで、かなり久しぶりの新幹線で名古屋へ行ってきました。
バナナはおやつに入ります
このブログでは、予算外項目として、1旅1おやつを300円以内で設定していて、写真のどこかに登場します。(ウォーリーを探せ的な感覚で見つけてねw)
さて、子供の遠足のおやつ事情で、最も深刻な問題と言えば、
「バナナはおやつに入るのか、否か」問題ではないでしょうか?
当時、まだ小学生だったボクは、当然「入らない」派だったわけですが、先生や親は「入る」派なわけです。
そんなボクも今では立派な大人。そしてオッサン。
すっかり「入る」派に寝返ってしまっているので、今回の旅のおやつは予算の関係からバナナオンリーとなりました。
早速、新幹線でおやつタイムなどをかましていると、あっという間に名古屋に到着!
ここで、カンペの人にこう注意されました。
ヨコイの元祖あんかけスパゲッティ
名古屋に到着したのは、少し遅めのお昼時。早速「名古屋めし」でランチを楽しもうではないか!
名古屋めしと言えば味噌カツに味噌煮込みうどんなどが有名ですが、まだまだ知られていないところでは「あんかけスパゲティ」なるものがあります。
スパゲッティの上に少しスパイシーなとろみの餡をかけた食べ物なのですが…
ボクの経験上、名古屋めしとは「余計なひと手間を加えて美味しさのグレードを下げる」食べ物なので、このあんかけスパゲティも心配で心配で。
さて、あんかけスパゲティを語る上で外せないのが、ヨコイでございます。
よく「あんかけスパゲティ発祥の店」として紹介される事がありますが、これは間違い。
発祥の店は別にあります。もともと発祥の店で勤務していたヨコイの創業者があんかけスパゲティを考案し、後に独立してヨコイを創業したので、「元祖あんかけスパゲッティの店」が正解。
ヨコイは名古屋市内に数店舗ありますが、JR名古屋駅に隣接する商業施設KITTEにも店舗があり、新幹線ユーザーも気軽に味わえます。
ボクが注文したあんかけスパゲッティがこれ。
あんかけスパゲッティは「ミラネーゼ」「カントリー」「ミラカン」の3種類が基本となっています。
観光客にはなんのこっちゃ分からない謎単語ですが、名古屋の人々は慣れた感じで注文していました。
「ミラネーゼ」はウインナーやハムやベーコンを具にしたあんかけスパゲッティ。
「カントリー」は玉ねぎやピーマンやマッシュルームを具にしています。
とどのつまり、「ミラネーゼ」は肉、「カントリー」は野菜と覚えましょう。
そして、それらを合体させた「ミラカン」は、肉も野菜も欲張っちゃうよ!!ってな感じです。はい。
肝心なミラカンのお味は、、、
うん。醤油ベースなのか何なのか分からない独特の味の餡に、ピリッと胡椒がたっぷり効いてます。
不味くはないけど、めちゃくちゃ美味いかと言えば、そうでもないw
きっとB級グルメ的な存在なんだろうなと邪推してみたり。
1回食べればいいかなw
名古屋から近し!有松観光
かつて東海道の宿場町として栄えた有松は、未だに当時の町並みが残る、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている町なのです。
有松絞りと呼ばれる染め物が有名で、有松絞りで作られた製品を販売する店もチラホラ。
いやね、ほんとは津から戻ってきた3日目に行こうかと思ったんだけど、3日目は雪予報だったから急遽初日に変更。
外を歩く事になるから、雪だとちょっとねぇ。
名古屋駅から有松駅へは、名鉄で20分弱。
駅から徒歩1分ほどで、こんな映画村に迷い込んだかのような光景が現れます。
「営業中」であることを知らせる店の看板も、こんなダジャレ…じゃなくて、こんな素敵に!
各施設も趣きのある建物ばかり
うわぁぁ〜!こんな郵便局、見たことない!
有松では昔ながらの配達方法にこだわり、町中を飛脚が走っているのだとか。(嘘ですw)
ポストも昔ながらの丸ポストなのが素晴らしい!
調剤薬局だって、こんな素敵な看板を掲げています。
漢方とか出されそうw
塾も!
勝手なイメージで申し訳ないんだけど、歴史の成績がめっちゃ上がりそうな、そんな雰囲気ですねw
郵便局に負けず、交番だって頑張っております!
今にもバカボンのホンカンさんが登場しそうなのだぁ〜!
ダーシェンカ蔵のパンを買う
踏切りを渡ると、有松天満社があります。お賽銭でも入れてこようとしたのですが、かなり長〜い階段が現れて、断念したよねw
さて、ボクは有松のパン屋さん、ダーシェンカ蔵へやってきました。
ダーシェンカとは、チェコの著名な作家カレル・チャペックが飼っていた愛犬の名前で、フランダースの犬に次いで有名な犬ですね。知らんけどw
ここで、通りすがりの村人Aがこう言いました。
ほうほう!有松絞りは綺麗だけど、ボクは布製品に全く興味がないので、パンだったら買ってもいいかなぁ?
と思って、やってきたのです。
店内には美味しそうなパンがずらりと並んでおります。
はて?有松絞りのパンはどこなのかな?
えーーーーっ?
そう。この日は木曜日。本来の予定だった土曜日に来てさえいれば、有松絞りパンが買えたのです。
ほんと雪って嫌いw
有松絞りラスクは販売してるとのことで、ラスクとパンを買ってみました。
ダーシェンカ蔵で購入したパンは、後でホテルで食べたのですが、とてももっちりしていて美味しい。
本当に美味しいパンって、何もつけなくても小麦やバターの香りがするんですね。
そして、有松を離れる前に、事前調査で評判だった海鮮丼を食べに行きました。
昔ながらの引き戸をガラガラ〜っと開けると、なんと!
ちょっと待ってw
雪のせいで目当てのパンを入手しそびれたばかりか、年1回しか存在しないイベントに遭遇して、海鮮丼まで食べそびれるとは…
まぁ、いいや。ホテルの近くで晩ごはん探そう…
駅までの道すがら、こんなピンポイントな写真を撮影していたボク。
パンに海鮮丼に、ほんとにショックだったんでしょうねw
有松では、この写真のような立派な卯建(うだつ)をあちらこちらで見る事ができます。
ここで、この記事を読んでいる読者は、おそらくこう言いました。
もう、こうなったらホテルの近所で美味しいお店探しちゃうんだからねっ!!
でも、それはまた別のお話。
この日、巡った場所のデータ
ヨコイKITTE名古屋店
支払い現金・クレジットカード・交通系電子マネー
ダーシェンカ蔵
支払い現金のみ
うだつが上がらないオッサンの失敗続きの有松観光まとめ
- 13:30名古屋駅到着しばし駅探索
- 14:00ヨコイミラカン970円也
- 14:50有松到着往復720円也
- 16:00ダーシェンカ蔵むっちりバター・有松絞りラスク375円也
家に帰るまでが旅行!次回も日曜日の19時をお楽しみに!
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