3泊4日の名古屋旅行、第7弾。この記事ではこんな事が分かります。
・JTB名古屋1DAY満喫クーポンについて
・名古屋観光ルートバス「メーグル」について
・トヨタ産業技術記念館について
・JR名古屋駅の住よしのきしめんについて
交通費…23,500円(1泊目ホテル、2泊目ホテルキャンセル代込)
宿泊費…12,000円(1泊目…0円参照、2泊目…4,800円、3泊目…7,200円<朝込>)
食費…19,853円(計18食)
観光費…5,290円(現地交通費、入場料など)
合計…60,643円
+おやつは300円まで
今回の旅は全部で8部構成!この記事は第7回目です。
①「うだつが上がらないオッサンの失敗続きの有松観光」
②「西鉄ホテルクルーム名古屋とレアル栄の焼き鳥」
③「大須商店街で2千円使うまで帰れまテン!」
④「栄のアパと味噌カツの概念が変わるらむちぃ」
⑤「金の鯱!名古屋城がボクに教えてくれたこと(スタバ回)」
⑥「名古屋名物!味噌煮込みうどんとカレーうどん」
⑦「トヨタ産業技術記念館が想像以上に楽しすぎた」←今回ここ!
⑧「名古屋テレビ塔から改名、中部電力MIRAI TOWER」
お得な観光地の入場クーポンを用意していた、仕事ができるボク。名古屋最終日のこの日は、クーポンを駆使して各観光地を回ろうとしたのですが…。
名古屋観光は名古屋1DAY満喫クーポンがお得
JTBでは、名古屋の各観光地の入場料と、各観光地を結ぶバス「メーグル」の1日乗車券がセットになった「名古屋1DAY満喫クーポン」を販売していて、これがめっちゃお得。
各コンビニで商品コード0250933を入力するだけで購入できます。
セブンイレブンはマルチコピー機、ローソンはロッピー、ファミリーマートはファミポートで入力して下さい。
料金は3,000円。
さらに、JTBの名古屋行き募集型企画旅行の宿泊プランを申し込めば、JTB店舗で1,800円で購入できます。
ボクは今回、JTBの店舗で購入したので、1,800円でした。
名古屋1DAY満喫クーポンの対象施設
名古屋1DAY満喫クーポンで入場できる観光施設は以下の10施設。施設名の後に通常料金を併記しておきます。
- トヨタ産業技術記念館(500円)
- ノリタケの森(500円)
- 名古屋城(500円)
- 文化のみち橦木館(200円)
- 文化のみち二葉館(200円)
- 徳川美術館(1,200円)
- 徳川園(300円)
- 中部電力 MIRAI TOWER(700円)
- 名古屋市科学館・展示室(400円)
- 名古屋市美術館(300円)
例えば、全施設を入場した場合、入場料の合計は4,800円。バス「メーグル」の1日乗車券が500円ですので、計5,300必要。
これが、コンビニで購入する場合3,000円、JTB店舗なら1,800円で購入できてしまうので、そりゃぁ買っちゃうよねw
さらに、JR名古屋駅直結のエスカで使える500円のお食事券も付いてるよ!
しかしこれ、単日を日付指定して購入するので、1日で10施設全てを回るのは現実的じゃないんですね。朝から夜までフルで観光すれば行けなくはないが…w
そこで、名古屋で特に人気の赤で記した施設をピックアップして5施設に絞って回るといいんじゃないかな?
なごや観光ルートバス「メーグル」
名古屋1DAY満喫クーポンはメーグルの1日乗車券もセットになっているので、各観光施設はメーグルを使って巡ることになります。
メーグルはJR名古屋駅を起点に、各観光施設をぐるっと1周しています。山手線のように逆回りがあるわけではないので、最後に周る施設は名古屋駅から約1時間。
いきなりそれらの施設に行ってしまうと時間的ロスが大きいので、メーグルが走る順に観光していくのがベストかな。
メーグル自体は20~30分間隔で運行しています。
そして、ノリタケの森とトヨタ産業技術記念館のように、隣同士の施設もあるので、バス移動と徒歩移動をうまく組み合わせると良いですね。
トヨタ産業技術記念館がおもしろすぎた
2022.2.6
邪魔なので荷物はホテルに預け、名古屋たび最終日は、名古屋1DAY満喫クーポンを使って観光しまくるぞー!
この日予定しているのは
- トヨタ産業技術記念館(500円)
- ノリタケの森(500円)
- 名古屋城(500円)
- 文化のみち橦木館(200円)
- 文化のみち二葉館(200円)
- 徳川美術館(1,200円)
- 徳川園(300円)
- 中部電力 MIRAI TOWER(700円)
の8施設。
ところが、雪のせいで暇すぎて、前日に別途入場料を払って名古屋城を観光してしまったので、残りの7施設を回りまーす。
7施設で計3,600円。メーグルの1日乗車券と併せて4,100円。ボクは名古屋1DAY満喫クーポンを1,800円で購入しているので、浮いた2,300円でリッチに「ひつまぶし」でも食べて帰ろうかな。
さて、最初にやってきたのはトヨタ産業技術記念館。やっぱね、名古屋といえばトヨタ。世界に誇るトヨタに来ない理由が見つかりません。
メーグルを降りると、目の前はトヨタ産業技術記念館の出口。入り口はひたすら歩いて反対側にあります。
そして館内に入ると、チケットブースや入場口まで、またひたすら歩きます。チケットブースまで歩いて窓の外を見ると、ここさっきのバス停じゃん!
つまり、写真の「出口専用」の扉を入ってすぐの場所がチケットブースなのです。なんで出口専用にするねん!
ボクは名古屋1DAY満喫クーポンの入場券で入場できるわけですが…
あれ?
あれれ?
うぉーーーーーっ!
名古屋1DAY満喫クーポンが無いーーーーー!
そうなんです。メーグルの1日乗車券だけを持って、名古屋1DAY満喫クーポンはホテルに預けた荷物の中に忘れてきちゃいました。テヘ。
仕方がないので現金で支払って入場しなきゃw
トヨタの始まりは車じゃなくて繊維
入場口の前では、トヨタグループの創設者・豊田佐吉の像がお目見え。
こりゃ、入場する前に挨拶せなあかんですわ。ここまで世界に名の知れた企業を創設したんですから。
さきっちゃん!こんちわ!さきっちゃんの自動車が、今の日本を支えているんやで!ほんまありがと!
ん?わしゃ、自動車なんか作っとらんぞ?
そうなんです!今ではトヨタ=自動車のイメージが強い…というか、ほぼ自動車しかイメージないですが、始まりは自動織機を用いた製織・紡績業なんです。簡単に言うと布製品ですね。
「織機(しょっき)」もあまりイメージが沸かないと思いますが、「鶴の恩返し」で鶴が使っていたアレだと思っていただければ問題ないですw
後に全自動化されますが。
トヨタ自動車と同じく、トヨタグループの一角を成すトヨタ紡織が、さきっちゃんが創設した製織・紡績業のほう。
現在では、自動車のシートや内装用の繊維製品を手掛ける、自動車部品メーカーとなっております。
と、ここでカンペに人がこう言いました。
あの、尺が押してるんで早く入場してください
トヨタ産業技術記念館は二部構成。前半は紡織の技術進化を見学できます。
入場料500円しか払ってないのに、いたる場所に係の人がいて、付きっきりで説明してくれるんよね。織機技術よりも、人件費の計算がどうなっているのかが気になってしかたないw
大正時代に建てられた紡織工場をそのまま流用した展示空間は広大。
綿から糸をつくる「糸紡ぎ作業」を係の人が実演してくれるところから展示がスタート。「機械」ではなく、まだ「道具」を使っていたはるか昔からおこなわれているんですねぇ。
ここで内部の様子を詳しく説明しちゃうと、現地に行く必要なくなっちゃううし、あまり多くは語りません。
(頭が悪すぎて説明できないわけではありませんw)
ただ、僕が衝撃を受けたのは、明治時代の欧米との技術の差。
日本で「頑張ってDIYで作ったみたいな機械」を使っていた頃、ヨーロッパでは…
鳥山明が書きそうなこんなすごいメカを使っていたなんて。
歴史って面白いね。
第二部は自動車製造の歴史
順路通りに進むと、第二部は自動車エリアとなりますです。はい。
自動車といいながら、最初の展示は自転車でした。チャリね、チャリ。
さて、いきなりですが、ここで問題です!
「原付」は「原動機付自転車」の略ですが、あれ、バイクですよね。なんで原動機付「自転車」って言うのか分かります?
昭和初期、エンジンが付いた自転車が存在していたんだって。「エンジン=原動機」ってわけで、「原動機付自転車」なんですねぇ。
ペダルを漕いでも進むし、ペダルを漕がなくても原動機の力で進む。そんな仕様になっておりました。
自転車じゃなくて、原動機付自転車。
トヨタ産業技術記念館があるこの場所は名古屋なので、
「ケッタじゃなくて、ケッタマシーン」
と言った方がよろしいだろうかw
係の人の説明を聞いて、ボクの開口一番の感想が、
「原動機で走ってる間、ペダル邪魔じゃね?」ってこと。
さて、順路を進むと、歴代のトヨタ車がこれでもかと展示されていて、車好きにはたまらない空間になっています。
車好きの人はこれだけで500円払う価値あるんじゃない?それでも安すぎかw
最後は4代目プリウス用に導入された自動溶接組付装置を実際に動かし、ロボットが作業する様をじっくり観察できます。
ボタンを押すとロボットの作業が始まり、1分間ほど見学できます。
これ、もの凄い迫力で、もの凄い未来感があり、5回ぐらいボタン押して見学しちゃったw
気が付いたら後ろでちびっ子が待ってたよねw
さらっと館内を紹介したけど、広大な敷地に所狭しと展示があるから、全てじっくりみると4時間は必要かな。
ボクも、あまりの楽しさに、気が付いたら4時間も滞在してしまって、この後の予定が遂行できない事態に。
ま、入場券一式忘れたことだし、あとひとつぐらいどこか行って、名古屋を締めようかな。
住よしのきしめん
すっかりトヨタ産業技術記念館に長居したので、時刻はすでに13時を少し回ったところ。そろそろお腹が空いたんだけどな…
でも夕方、名古屋を出発する前に「海老ふりゃ~」を食べる予定なので、軽く名古屋名物「きしめん」でも食べようと考えていると、村人Aが通りすがりにこう言いました。
JR名古屋駅のホームのきしめんが有名だよ
ほうほう!JR名古屋駅には各ホームに立ち食いきしめんがあるそうで。特に3・4番線の住よしが美味しいとの情報をゲットしたので、一度名古屋駅まで戻りました。
3・4番線の住よしに来る為に、入場券を買ってJR名古屋駅へ。佇まいはホームによくある普通の駅蕎麦屋。
作り方をジーっと観察していると、冷凍庫からきしめんを取り出し、凍ったままお湯の中へ。
こういった駅蕎麦系って、ボクは結構利用するんだけどね、冷凍麺を使っているのは初めてのパターンで驚いたよね。
3・4番線ホームの住よしは、「揚げたての天ぷら」がウリなんだとか。その様子もじっくり見学しちゃうよね。ブログネタになるし。
正確には天ぷらはすでに揚がっていて、注文が入る度に二度揚げの為に油に入れるみたい。
そんなこんなで出来上がったきしめんを、まずはおつゆから。
うん。普通w
駅蕎麦屋ってこんなもんだよねw
可もなく不可もなく。まずくないけど、顔がほころぶほど旨いわけでもない。
まさしく「予想通りの味」というか、「駅蕎麦屋の王道」というか。あ、関西風ではなく関東風でしたよ。
そして麺をパクりっ。うん。コシのない平べったいうどん。まさしく名古屋のきしめん。
いつものジャンクなスタイルで名物が食べられるって、最高じゃん?
ここで、この記事を読んでいる読者は、こう言いました。
結局、きしめんを褒めているのかけなしているのかわからないねw
さて、新幹線の時間も迫ってきたので、あともうひとつ、どうしても行きたい観光地に向かったのですが…それは、また別のお話。
この日、巡った場所のデータ
トヨタ産業技術記念館
名代住よし(3・4番線ホーム)
支払い現金・交通系電子マネー
トヨタ産業技術記念館が想像以上に楽しすぎたまとめ
- 9:15チェックアウトホテルに荷物を預け9:30のバスに
- 9:40トヨタ産業技術記念館入場料500円也
- 13:25退館バスで名古屋駅へ[/t]
きしめん530円也13:45住よし
家に帰るまでが旅行!次回も日曜日の19時をお楽しみに!
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